ワールドカップ日韓共同開催記念芸術祭 

アジアより世界へ!

1998年1月28日(水)PM.7時開演
サントリーホール大ホール

この特別芸術祭は、日韓音楽界を代表するオペラ歌手たち8名によるコンサーが中心の行事として企画しています。日本と韓国のクラシック界を代表する歌手たちの交流及び絵画の合同展示会は、日韓両国の文化交流の中でも初めての試みであることに違いがありません。日本と韓国、かなり違った歴史と文化を背負い、その中でも痛い近代史さえ持ってしまった両国において、2002年のWORLD CUP日韓共催は天が両国に与えた和解への道であります。またその先駆けとなるこのコンサートで国際的に活動している両国の芸術家たちが、お互いの国の言葉は話せなくても「音楽」という世界共通の言語で一つのコンサートを作り上げていく姿は感動的であります。日韓の歴史の新たな1ページになるのではないでしょうか。また、クラシックファンに限らず、「日韓有効の為に一般の方々にも多く来て頂きたいと考え、演目はオペラの名場面と有名なアリアと、日本と韓国の歌曲を厳選しました。成功の暁には、国際親善において大きな結果が得られるものと考えております。


出演

チョン・ウォルソン Chon Wolson (sop)
キム・ヨンミ(金英美) 
Kim Young-Mi(sop)
キム・ヨンファン(金永煥) 
Kim Young-Hwan

コ・ソンヒョン   Ko Sung-Hyun(br)

五十嵐修 
Igarasi-Osamu(ten)
栗林義信  
Kuribayasi-yosinobu(br)
井原直子 
Ihara-Naoko n (sop)

大倉ゆきえ Okura-Yukie(sop)

演奏 日本フィルハーモニー交響楽団

指揮 キム・ドッキ(金徳基)


CONCERT

-I 部-

「世界名歌曲・韓国民謡」

Overture -- アリラン(合唱:武蔵野合唱団)
Solo ------ 高麗山河わが愛(Sop. Chon Wol-Son)
Solo ------ 日本歌曲(Bar. Kuribayasi-yosinobu)
Duet ------ イタリア歌曲(Sop. Okura-Yukie)(Bar. Ko Sung-Hyun)
Solo ------ フランス歌曲(M.Sop. Ihara-Naoko)
Solo ------ ドイツ歌曲(Ten. Kim Young-Hwan)
Duet ------ 懐かしい金剛山(Sop. Kim Young-Mi)(Ten. Igarasi-Osamu)
賛助出演 -- 大鼓舞鄭明子韓国舞踊芸術院
Chorus ---- 丹歌(合唱:武蔵野合唱団)

-II 部-

「オペラハイライト」

Overture ----------- 日本フィルハーモニー交響楽団
Opera 劇 "リゴレットの中から"
Opera 劇 "運命の力の中から"
Opera 劇 "乾杯の歌中から"
合唱 --------------- 歓喜の送歌(出演者全員合唱)